2008年2月21日

大阪府立体育館での柔道、3月は休み

月曜日と金曜日の夜の、大阪府立体育館での柔道の練習だが、3月は、大相撲大阪場所のため休み、とのこと。

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2008年2月12日

02.11大阪プロレス「大阪ハリケーン」@大阪府立体育館

大阪プロレス、年に一度の大イベント、らしい。
大阪プロレスは観戦するのが初めてなので、よくわからない。

客入り良し。
オープン14時、スタート15時なのに、14時前から行列。
14:30くらいに会場入りしたら、2階自由席なのに座れず。
どうみても、席数以上のチケットを売っているとしか思えない。
これを知っているからみんな並んでいたのか?
指定席にはちょいちょい空きがあるだけに、ちょっとイライラ。


[1]○原田大輔、タコヤキーダー(8分55秒片山ジャーマン・スープレックス→片エビ固め)ロベルト田中、×タダスケ

気合が入った、ゴツゴツした試合。
女子プロ並の大声。

■8人タッグマッチ30分1本勝負
[1]○ウルティモ・ドラゴン、冨宅飛駈、フライングキッド市原、小峠篤司
 (11分57秒アサイDDT→片エビ固め)
 秀吉、政宗、コンドル、×神威

 ウルティモさん、体がよく動いてた。
 登場するだけでちょっとうれしい。


[2]×新崎人生(15分08秒ジハード→片エビ固め)○ゼウス

3カウント入った瞬間、思わず「マジで?」と声に出てしまった。
もう一回は、人生が攻勢に出そうな流れだったのに・・。
ゼウス選手は、体がボディービルダーのそれで、カッコいいパワーファイター。
動きもいい。
ただ、受身やキックアウト・感情表現なんかで、キャリアの浅さを感じてしまった。
それとも、新崎人生との相性が悪かったのか?

[3]○曙、スペル・デルフィン、くいしんぼう仮面
 (10分40秒ボディプレス→体固め)
 ×ミラクルマン、×えべっさん、×松山勘十郎

なんせ、入場の長さが尋常じゃない。
えべっさんの賽銭回収、くいしんぼう仮面のお菓子撒き、一階席はそこそこ盛り上がっているのだが、二階席との温度差はかなりのもの。
狭い会場ならもっと乗れるのかな。

試合は笑いをきっちり。
最後は曙が3人まとめて圧殺。

試合後、ゼウスが登場して、曙にアピール。
曙とゼウスのシングル戦が決定。
いいのか?素人目には全然大丈夫じゃない気がするが・・。

[4]○丸藤正道(13分15秒ポールシフト→片エビ固め)×ビリーケン・キッド

ビリー復帰戦。
丸藤はやはり華がある。で、またデカイ。
初めて生ポールシフトを見たが、説得力が尋常でない。

[5]○ゼロ、GAINA
 (19分59秒魔界一のスプラッシュ→片エビ固め)
 ×ツバサ、アジアン・クーガー

ハードコアもある、展開の速いタッグ戦。
ベルトがかかっており、王者組が防衛。
きっちり魅せられた。

[6]○タイガースマスク(20分38秒変形タイガース・スープレックス・ホールド)×ブラックバファロー

選手権試合、かつ覆面剥ぎマッチ。
なぜか、立会人に「炎の行者」池口恵観さんが。
わざわざ、このためだけに鹿児島から呼んだのか?
別にいらんかったのでは・・・。
阪神タイガースの金本やオリックスバッファローズの清原が心服している、ということからなんだろうが。

試合は、カウント2.9の攻防が続き、場内は沸きに沸く。
個人的にはあまり好きな試合ではないが、いい試合には間違いない。こりゃ仕方がない。

試合後、素顔になったブラックバッファローのマイクに、不覚にも泣かされた。
1年間の欠場中、アルコール依存症と重度の鬱で、命を絶つことまで考えていた。
そんなとき、みちのく興行に2ヶ月毎日参加するという過酷なスケジュールの中、家にやってきたタイガースマスクの一言に救われたんだとか。
「余計なことは考えずに、大好きなプロレスの練習を一緒にしましょう。」
いいやつだな~タイガースマスク。

泣きながら、心の傷口をむき出しにして話をしているというのに、「プロレスラーのマイクパフォーマンス」の型を決して崩さない、バッファローに感動。
すごい人ですよ、あなた。

最後は、タイガースマスクがバッファローを正規軍(でいいのか?)に勧誘するも、バッファローはたった一人で去っていく。

まだまだストーリーは続くよどこまでも。

メインにやられた。
それまでは、2階席で見ている、というのが大きかったのだろうが、おそらく本来大阪プロレスが持っている「まったり」が「だらだら」に感じられてしまい、ちょいちょいしんどかったのだが・・。
悔しいが、続きを見たくなってしまった。
こいつぁ通いだすとハマるな。

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2008年2月6日

『日露戦争 ―勝利のあとの誤算』 黒岩 比佐子

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薄氷の「勝利」の後の、メディアの狂騒と暴動。
間違いなくここから、何かが狂い始めたように思うんやけれども、なら一体、誰がどうすればよかったのか。
渦中に居たとしたら、何ができたのか。
考えさせられるというか、なんというか。

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2008年2月4日

『「カルト」を問い直す』 櫻井義秀

「カルト」を問い直す―信教の自由というリスク (中公新書ラクレ)「カルト」を問い直す―信教の自由というリスク (中公新書ラクレ)
櫻井 義秀

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これは良い本。
著者は、責任逃れをしがちな「原則リベラル」の立場も、高みから見下ろす宗教学者の立場も、「人権屋」の立場もとらず、突然に「カルト」問題に巻き込まれてとまどう生活者の視点を忘れない。
勤務する大学で、「カルト」の勧誘を受けた生徒の相談に応じたりもしているそうな。

しかし、「カルト」の一般的な定義っていうのは、一体どうなってるんやろうか。
本書では、「『カルト』とは集団特性や活動内容に対して一般社会が命名する『社会問題化した宗教』というラベルである。」としている。
けれども、それだと、宗教団体ではないものの、実際に社会問題になった、たとえばヤマギシ会やなんかが入らなくなってしまよなあ。
それに、「宗教じゃないから」「一緒に人生の目的について真面目に考えようよ」とか言われたとき、「宗教じゃないならカルトやないし、いい人達やし、まあいいか。」てなってしまうんじゃ?

伝統的な宗教団体や、その一部が「カルト」化する場合を考えると、なんぼうまいことラベリングしても追っつかないのかなぁ。

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