2008年5月1日

04.27 新日本プロレス@大阪府立体育館

試合結果

武藤がIWGP戴冠。
正直なところ、会場に行くまで、そこまでの期待はしていなかった。

中邑相手にいい試合を作って負けて、それで構わない。
勝ち負けよりも何よりも、まだなんとか体の動く武藤を、大阪で、ビッグマッチで見ることができる、残り少ないチャンスを逃したくなかった。

しかし、カード発表での拍手、煽りVでの歓声・・・・・・府立につめかけたプロレスファンの期待はそれ以上だった。
みんな、武藤好きだな~。

メイン。
武藤の入場のカッコよさは、やはり異常。
華の量が尋常じゃない。

試合も終始コントロール。
足四の字・腕十字のしつこい攻防も、いちいち魅せる。
観客も手のひらの上。

どうでもよいが、最近、武藤は序盤の展開で、柔道系ムーブが増えてるな。
内股とか谷落としとか。
マイナーチェンジ?

さすがに肉体の衰えは隠せないものの、瞬間の閃き、動きは健在。
低空タックルに低空ドロップキックのカウンターを合わせたのには正直びっくり。
なんという運動神経だ。

中邑の足をトップロープにひっかけての、首へのドラゴンスクリューを決めたあたりから、会場は武藤コールでほぼ一色。
シャイニング祭りからの、シュミット式バックブリーカー→ムーンサルトで3カウント。

瞬間、一階席の観客はリングサイドまで走り、椅子の上に総立ち。
他団体に流出したからどうこうじゃない。
みんな、武藤戴冠を歓迎。

中邑は、前からではあるが、技の軽さ・スピード感の無さが気になる。
膝蹴りにしてもヒットしてる感がないし、跳びつき腕十字に入る動きも、何かもっさり感じる。
三角絞めも、足はちゃんとフックしてほしい。
中盤までのグラウンドの攻防は良かった。

試合後、後藤がリングに上がり、武藤を睨みつける。
中西はリング下から。
6/28、全日本の府立体育館興行では、どっちのカードが見られるんだ?
できたら後藤がいいな・・。

他によかったのは、大谷・田中 VS 金本・田口。
よくて当たり前だが。

井上亘の試合がしんどかった。

飯塚さんが天山を裏切った。
数日前の博多興行で、友情Tシャツを購入した友人が不憫でならない。
ひどりよ、飯塚さん。

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