『海軍大将米内光政正伝』 実松 謙
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最後の海軍大臣、米内光政の伝記。
著者は、米内海将時代の秘書官で、戦史研究家。
文からは、抑制されているんだけれども、米内への愛が伝わってくる。
そのせいか、日中戦争あたりの記述がえらく薄い。
全体としては良著で、三国同盟に至るまでの経緯、終戦間際のクーデターも起きかねない雰囲気など、ひりつくような緊張感が描かれている。
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